骨盤の歪み

骨盤の歪みは大きく分けて3種類

  1. 身体のゆがみやねじれに伴う骨盤のゆがみ
    脚の左右の長さの違い、骨盤の左右の高さ違い、骨盤の傾斜の異常に現れます。
    この場合は骨盤・身体の歪みやねじれを改善する必要があります。

  2. 骨盤内外の関節の異常
    仙骨と腸骨の間の仙腸関節の痛み(圧痛や違和感)、股関節の伸展・屈曲・回旋の制限。
    この場合、関節の調整や、関連する筋肉・靭帯のほぐしを行う必要があります。

  3. 出産後の骨盤のゆがみ
    出産後6ヶ月で元に戻るとされています。
    前提として通常の生活行動が必要です、運動不足では骨盤の開き・ゆがみは戻らないこともあるのです。ウォーキングをお勧めしています。
    当院では出産直後から産後ケア(骨盤矯正含む)をしております。

ゆがみによる症状

いくつかあてはまる場合は骨盤のゆがみが強いかもしれません。

  • 腰痛、股関節痛、恥骨痛、むくみ、冷え、便秘、産後太り、産後の尿漏れ、痔

骨盤の構造

骨盤
  • 骨盤は、おしりの中心の骨、仙骨・尾骨・腸骨・恥骨・坐骨が融合した寛骨の組み合わせで成り立っていて、脊柱(背骨)はちょうど仙骨の上に位置します。
    骨盤の下部は股関節から脚部へとつながっています。

  • 骨盤はまた、腹部にある臓器を包んだ器のようなものでもあります。特に女性は出産のため仙腸関節や恥骨が動きやすくできていますのでずれやすい部分です。

  • 骨盤に偏った負担がかかって、仙腸関節や恥骨にズレが生じやすくなります。仙腸関節や恥骨がずれるとそのズレをカバーしようと骨盤がずれます。
    こうして土台である骨盤が歪むと、身体のバランスが歪み、身体のトラブルが起きやすくなります。

無痛骨盤矯正の流れ

  1. 「骨盤矯正お願いします」
    といって来院される方がいます。若い女性が多いですね?

  2. 「骨盤の歪みがどうして判るんですか」と問いかけると、
    「最近太ったから」「産後だから」「脚の長さが違うみたい」「直立に立つと身体がねじれる」等々の答えが返ってきます。色々な不安を抱えているんですね。

  3. そこで、私は説明します。
    「多くは、歪みは身体のバランスをとっている場合があるので、あまり心配する必要はないかもしれませんよ。
    例えば、左肩の高さが右肩より高いですね(立位で身体を確認しながら)。
    右腰が左腰に比べて高いですね。
    この場合、肩の歪みを骨盤でバランスをとっているんですよ。
    そんなに心配する必要はないですね」と安心していただきます。

  4. 次は「では歪みを細かくします」と言って、施術用ベッドに横たわっていただき骨盤の歪みを確認します。
    左右の脚の長さの違い、骨盤の左右の上下の違い、左右の高さの違い、骨盤の腸骨の傾き、仙腸関節の圧痛又は違和感をチェックします。
    そしてその原因を探るために、股関節、首、肩、背骨、腰、脚の歪み・コリ・圧痛を確認します。

  5. 原因が判明すると、原因部分の施術(矯正含む)に入ることになります。
    最も多いのが肩甲骨の歪み、つまり肩周辺のこりの偏り。次に股関節周りのこり、仙腸関節のズレ。
    結果、全身の筋肉・靭帯のこりをほぐすことが必要な場合が多いようです。

  6. ほぐし方は、今まで私が勉強や臨床経験した、全ての技術の中から、その部位に合う最適な方法を選んで施術を加えます。
    痛みを伴わない原因部分のほぐしで、骨盤の歪みはなくなる場合が多いです。

  7. 最後は骨盤の矯正
    ボキッ・バキッと音のするような強い矯正はいたしません。筋肉のバランスをとりながら、骨盤のゆがみを整えていきますので、ほとんど痛みは感じません。

なぜ、産後の骨盤矯正なのか

出産前後の独特の骨盤開閉メカニズムや、妊娠時の姿勢、出産後の生活の変化(抱っこする・授乳する)などが絡み合い産後の骨盤が変化をします。

  • 妊娠中の骨盤
    胎児の成長に合わせて、骨盤の骨と骨の接合部をゆるめるホルモンが出てきますので、骨盤も開いていきます。
    骨盤が開くことは胎児が大きくなるためには必要な事ですが、骨盤自体にゆがみをつくりやすくなっています。

  • 出産時の骨盤
    赤ちゃんが産道を通る時の刺激が脳に伝わり、一気に骨盤をひきしめるホルモンが放出され、骨盤の骨と骨の接合部が硬くなります。
    このとき通常であれば骨と骨が元の状態にひっつくのですが、骨盤自体にゆがみがあるとゆがんだ状態のままでひっつくことがあります。

  • 出産後の骨盤
    出産後、閉じたはずの骨盤ですが、1ヶ月~1ヶ月半ほどは骨盤の骨と骨の接合部が弱い状態です。
    この時期に悪い姿勢などを繰り返していると、強いゆがみをつくってしまう原因になります。また、出産後は授乳や、抱っこ、と何かと体に負担がかかりやすいもの、特に姿勢には気を付けたいです。

産後の骨盤矯正の頻度と期間

  • 頻度
    骨盤のゆがみが強い方は、最初週に2回での来院をおすすめさせていただいておりまが、通常は週に1回程度の来院です。
    矯正させていただいた骨盤のゆがみが戻りきらないうちに次回の矯正をさせていただくのが、大切なポイントだと考えています。

  • 期間
    骨盤の開きぐあい、ゆがみの程度、筋肉のくせ、日常での姿勢などにより、良くなる期間は異なりますが、当院では目安として3回程度の施術をおすすめします。

骨盤矯正はこちらのコースを選んでください。

①産後1年以内は「産後骨盤矯正コース」をお選びください。
②通常の骨盤矯正は「レディース整体(女性のみ)コース」または「整体コース」をお選びください。